
2026年の新春を迎えるにあたり、この場をお借りし謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
IT分野における昨年を振り返りますと、生成AIの活用が試行錯誤をしながらも実務領域で進展した一年でした。
また、ランサムウェア攻撃などを背景に、サイバーセキュリティに対する関心も一層高まったと感じています。
あるITニュースサイトを運営する担当者とお話しした際、先に述べた2領域に関連する記事が、PV数やUU数といった指標で突出して関心を集めていると伺いました。
生成AIの活用に代表される「攻めのIT」と、セキュリティ強化に象徴される「守りのIT」と、いわゆる”バイモーダル”の考え方がより一層求められていると感じています。
同時に当社としては、その文脈におけるお客様の業務支援や企業価値向上に貢献できるかを考えた一年でもあり、その真価を具現化していく2026年になるかと思います。
まずモード1のSoR(Systems of Record)、すなわち情報資産の適切かつ正確な蓄積・管理・保護という観点では、当社は早い段階からマルウェアを検出・隔離する機能群の装備や、フィッシング詐欺や不正アクセスの耐性に強いパスキー認証の実装など、セキュリティ面の投資を続けてまいりました。
また昨年末は開発サイトにおけるISO/IEC 27001の認証を取得し、機能と運用の両面で取り組みを加速しております。
2026年もRapidTableのリリースサイクルに従い、3回のバージョンアップを計画しておりますが、第一弾(2026年1月予定)のリリースでは承認フローの機能群が整備され、SoRにおけるアカウンタビリティ、正当性といった要件を満たしたデータ管理が可能となります。
この仔細は改めてリリースノートという形で報告の場をいただきたく存じます。
次にモード2のSoE(System of Engagement)、すなわち顧客体験の向上や繋がりの発展という観点では、当社のブランドアイデンティティに深く根付く”スピード”と”柔軟性”を以って、「顧客価値を発現する」ということとなります。
まず改めて当社のブランドアイデンティティについて、社名の一部にもなっている”ラピッド”は軽快な対応や迅速なライフサイクルなど、IT化やDX推進を淀みなくスピーディーに進めることができるように…という想いで命名しました。
また、当社のテーマカラー(ティールカラー)は、フレデリック・ラルー氏が提唱している「ティール組織」よろしく、変化の激しい状況でも柔軟に対応できる組織や仕組みを当社及び当社サービスや製品を利用いただくお客様へ提供できるように…という想いを込めています。
このモード2においては、お客様の業務システムや業務アプリを”ノーコード”ないしは”ローコード”で構築できるソリューションを提供してまいりました。
この点はお客様の業務課題に対して共に取り組み、またそこで得た学びを当社製品へフィードバックする良い循環が生まれているものと自負しており、お客様のご支援・ご協力があってのことと、改めて感謝申し上げます。
2026年以降も、お客様のビジネス課題をより速く、より柔軟に対応できるソリューションを提供するべく、「AI x DX」や「高速開発」という点にも注力してまいります。
IT分野のみならず、AIを筆頭にビジネス環境の変化が激しさを増していますが、本質的に我々は「仕事をする楽しさ」や「モノやコトを作る喜び」を忘れたくないと感じています。
当社の製品においては、最近「”ラピッド”でこんなことできない?」や「これ”ラピッド”使ってみない?」というお声を耳にする機会が増えたことを嬉しく感じております。
それが皆様の実利を伴うだけでなく、達成したときの喜びにつながるサービスに成長できればと思います。
Fun with “Rapid”
これを2026年および中長期的なテーマとして、お客様にとって価値あるサービスにするべく全力を尽くしてまいる所存です。
本年が、皆様にとって実りある年となるよう心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
株式会社 Rapid Table
代表取締役 平川 英司