RapidTableでは、APIを利用する際にデータの取得・更新に先立ちAPI認証を行う必要があります。
API認証にはRapidTableアカウントとAPIアクセスキーを使って認証を行います。
APIアクセスキーは、ver.2024.02 のリリースに伴いそれ以前の発行キーが非推奨となり、画面上の表記も APIキー v1 (レガシー)となりました。
ver.2024.02以降のAPIキー(v2)では、v1に比べて機能と安全性が向上しています。
- 利用用途に応じたアクセスキーの発行
- アクセスキーの有効化/無効化の切り替え
- 読取/書込権限の設定
- アクセス可能なワークスペースの制限
- 接続元IPアドレスの制限
上記により、今まではワークスペースの管理者にAPIのアクセス権を委ねていたものを、開発者自身でシナリオに応じたAPIキーの管理が可能となりました (ワークスペース側のアクセス権は引き続き有効です)。
ご利用方法
APIキー(v2)はv1同様、アカウント画面のセキュリティタブにて発行いただけます。
「APIキー(v2)の追加」ボタンを押下すると設定ダイアログ(下図参照)が表示されます。
APIキーは目的や用途に応じて発行し、アクセスできる範囲をワークスペースやIPアドレスによって制限することを推奨しています。
ダイアログ上の「適用」ボタンを押下すると、サーバー側で生成したAPIキーが表示されます。
尚、表示されたAPIキーは再表示ができませんので、外部への流出に十分配慮し適切な管理を行なってください。
紛失や失念した場合は新しいAPIキーを発行してください。
APIキー(v2)はv1との互換性があり、既存のサービスやアプリケーションで利用しているv1のAPIキーを置き換えることができます。
全ての既存サービスやアプリケーションを、APIキー(v2)へ変更したのち、v1のAPIキーは削除していただくことをお勧めします。
尚、v1のAPIキーを削除した場合、v1でのAPIキーを再発行することはできません。
以上、今回はRapidTable 2024.02 バージョン以降に登場した新しいAPIキーの紹介でした。