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ファイル共有アプリの作成編②

ファイル共有時の制限設定について

前回(ファイル共有アプリの作成①)に続き、ファイル共有時の制限設定について紹介します。

共有制限には大きく分けて2つのケースがあります。

一つ目は、ファイルを受け取る際の制限です。
このケースでは受信者に対してファイルのダウンロード回数や期限を設けることで古い情報へのアクセスを制限することができます。
例えば提案書や企画書などを共有する際に、反故・失効済みとなったドキュメントへのアクセスは望ましくありません。
このようなケースでは、ファイル共有設定でダウンロード回数やダウンロード可能な期間を制限することで解決できる可能性があります。

二つ目は、ファイルを送信する際の制限です。
これは、全顧客のメーリングリストの中で特定の属性に限定してメールを送信するようなケースで有効です。
例えば地域を限定したイベントの案内状を送る場合や、特定分野で取引のある顧客に対して一括送信したい場合にあると便利な共有制限の機能です。

このような2つの共有制限をRapidTableのメーリングリストで設定することができます。

ファイルを受け取る際の制限方法

ダウンロード回数および有効期限は、メーリングリストの「共有リソース設定」内に設定項目があります。
初期設定はいずれも無効です。 回数と期限は、それぞれ個別に設定することができます。

ファイルの受け取る際の制限方法

受信者がファイルをダウンロードする画面では、下記のようにダウンロード回数(および上限数)とダウンロード可能な日付が表示されます。

ダウンロード回数および有効期限設定時の画面

ファイルを送信する際の制限方法

「特定の属性に限定したメールの送信」に関しては、様々な用途やシナリオが考えられますが、ノーコード・データベースのRapidTableは柔軟に利用者側で設定が可能です!
今回は地域限定の案内状をメーリングリストで送信するケースを例にします。
まずはRapidTableのスキーマ設定にて、顧客の地域属性を示す項目を追加します。

RapidTableのスキーマ設定画面

次にスプレッドシート画面にて、対象の地域で絞り込み検索を行い、検索条件をスナップショットに保存します。

RapidTableの検索条件スナップショット画面

最後にメーリングリストの「送信条件設定」で、先ほど保存したスナップショットを選択すれば設定完了です。

RapidTableメーリングリストの「送信条件設定」画面

今回はファイル共有時の制限設定を紹介しました。
次回は承認フローの設定についてご案内します。


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